楽天証券でiDeCoを利用しています。毎月の掛金額はmaxの23000円。
手数料を調べたところ、毎月171円かかっています。
気になったのは赤枠で囲んだ記述。
拠出区分が「月ごとに金額を指定し拠出する」場合、収納回数に応じて手数料が異なります。
国民年金基金連合会に支払う毎月105円の手数料は、支払いのない月は差し引かれないようです。
ならば、年払いにすれば105×11=1,155円が浮くのでは?
調べたところ「年単位拠出」という制度を使えば毎月ではなく、支払う月とその額、支払わない月を調整できるとわかりました。
参考
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)はボーナス払いもできるって本当? |タマルWeb|イオン銀行
さっそく楽天証券から資料を取り寄せました。
「加入者別掛金額登録・変更届」です。
年1回23,000×12=276,000を指定すれば良いのだなと、記入しようとしましたが、こんな記述が。
年1回のにまとめて拠出する場合は、12/26引き落としに記入。
???
好きな月にまとめて拠出はできないのか?
よくよく調べてみると掛金の前納はできず、例えば1月、2月、3月をまとめて3月に支払うことはできるが、3月分までを1月に支払うことできないようです。
そうなると、運用期間が短くなることによる損失と、手数料による損失のどちらが大きいかという問題になります。
そこで計算してみました。
毎月23,000を拠出し手数料を毎月支払うパターンと、年に1回276,000を支払うパターンです。
毎月拠出の場合、年利1%, 3%, 5%, 7%の4パターンでシミュレーションし、1年のリターンに対して手数料の合計金額を引きました。
年に1回の場合、275,895円がリターンになります。
毎月の場合、
1%→276,009円
3%→278,567円
5%→281,154円
7%→283,769円。
つまり、年利3%の運用であれば毎月拠出したほうがリターンが大きくなります。
次に、3ヶ月に1回、年4回拠出した場合を計算しました。
手数料は420円に抑えられます。
年利設定、年1回、年4回、年12回を左から並べると
1%→275,895円→276,628円→276,009円
3%→275,895円→278,708円→278,567円
5%→275,895円→280,820円→281,154円
7%→275,895円→282,953円→283,769円
年利1%の運用であれば年4回(3ヶ月に1回)が一番高く、年利3%以上であれば毎月手数料を引かれても毎月拠出が得になります。
私はiDeCoで100%外国株式に投資するので、年3%は越えていくと想定。
引き続き、毎月拠出する方針に決めました。
計算の簡略化のため、手数料は年末に一括で差し引きましたが実際は手数料は毎回引かれるのでそこを加味すると結果が異なると思いますが、厳密に計算するとしたらどうすればよいかわかりませんでした。(無能の人なので)